皆様へ
おはようございます。草野です。
今朝のトップニュースは対米関税交渉を巡る内容
で、日本との交渉にトランプ大統領が出席するとの
ことでした。さてどのような結果になるかですが、
日本はその場で結論は出せず、宿題として持ち帰る
のではと私は思っています。
昨日の米国NY株式市場のダウ平均株価は、関税
問題の先行きが見通せないことから、FRBは利下
げに慎重な姿勢を示したことから、699ドル安と
大幅に続落しました。ナスダック市場はハイテク
銘柄が売られ3.06%安と大幅に続落しました。
為替は、141円台半ば過ぎまでドルが売られ円が
買われるという円高になりました。関税は大きく金融
市場を揺さぶっています。
昨日の東京株式市場の日経平均株価は、寄り付きは
小反落で始まりましたが、米政府による対中半導体
の規制を受け、エヌビディア株が時間外取引で大きく
値を下げたことから半導体関連株を始め全体が売られ
347円安と反落しました。米中貿易戦争は終わりの
ない戦いに突入しています。中国はレアアースの輸出
を停止しするようです。電子部品の製造は多くの国の
企業が関与しており、製品ごとに関税率を決めること
は困難を極めるのではと私は思います。プライム市場
の売買金額は、3.8兆円と少なく、投資家離れが進ん
でいるようにも思えます。まだまだ株式市場は混乱する
と考えた方が良いです。プライム市場の騰落は、6割が
値下がりし、TOPIXも反落しました。東京株式市場
は底を打ったという評論家はいましたが、まだ底は確認
できていません。
今日の記事に、金融庁はこどもNISA創設案が浮上と
出ています。来年度の税制改正に提出するようです。
政府が貯蓄から投資を推進するのであれば、譲渡益税
の税率を下げるような大胆な施策が必要と思います。
今日の東京株式市場の日経平均株価は、続落予想です。
関税を巡る米国との交渉内容を期待しますが、難しい
でしょう。
以上
経済記事から